人が成長するとき。



人が「成長するとき」って、



どんな瞬間でしょうね?



そもそもの前提として、



僕は成長することが「良い」と思っているのではなく、



成長した方がオモシロイ!、と思っている人間です。



自己啓発とか自己実現とか、



言葉で書くとなんだか堅苦しいので、あまり好きではないんですが、



「お前の言っていることはつまり自己啓発だろ?」とカテゴライズしたいのなら、



どーぞどーぞ、という感じです。



それはさておき、コチラのグラフ。





何かをやったら、やっただけ、成果や結果が出たら(曲線のように成長できたら)、



なんといいことでしょう。



でも実際は、すこし違うようです。



人が成長するときって、しばらく変化のない時期(赤線のところ)が続いて、



ある時期「いきなり」クククっとレベルアップ(ブレークスルー?)する。





これは塾講師を3年ほどやっていたときによく生徒にも言っていたことですし、



自分自身が何かを勉強するときにも指標にしていた考え方の一つです。



いま、都内では桜がキレイですよね。



桜はこの赤線の時期が約11ヶ月続くわけです。



で、ある時期になると突然、パーッと開花が始まる。



開花したと思ったらかなりの勢いで満開までいきますよね。



人の成長もこんな感じかなぁなんてよく思ったりするんです。



グラフの赤線の期間。



何かを新たに始めたとき、この(赤い部分の)期間が長いんです。





この過渡期にいると「出口のないトンネル」を



ひたすら走っているように思えたりもするわけで、



これが結構しんどいんですね。



新入社員として新たな職場に配属された。



部署変更があって移動した先で新たな試練が待ち受けていた。



独立して自分らしさを追求しはじめた。



などなど。



それを支えてくれるのが仲間であり、周りの人たちですが、



ときに孤独に戦っている人においては、



そのトンネルがいつまで続くのか、



ときどき不安で眠れぬ夜もあることでしょう。



けれど、幸いなことに、どこかのタイミングでその段階は終わりますし、



良いのか、悪いのか、また「伸び悩み」の時期はやってきます。



(でも、いったんレベルアップしてしまえば、



次のトンネルは前のトンネルより短くなります。)



人が「本当の意味」で、成長するとき。



それは成果も結果も出ないツライ時期に起こっているのかもしれません。



それは桜が咲くための準備期間のようなもので、



僕たちが輝くためには、きっと必要な期間だと思うのです。





その過程を苦労して過ごすか、



自分(たち)の可能性を探求しながら楽しく過ごすか。



その違いは結構大きいので、



せっかくなら、楽しみながら過ごしたいものですね。



4月は人も動けば心もうごく、ソワソワした時期。



あきらめずに、楽しみながら、



淡々と、やることやっていきましょう。



今日の話は以上です。//



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