失敗をどう捉えるのか?
ということで、前回の記事に続いての投稿です。
前回の話をまとめると、
何かを始めるとき、人は「失敗しないこと」よりも、
「失敗をどう捉えるのか?」の方が重要だと思う。
というお話でした。
今回はそれに関して具体的な考え方を3つ、お伝えしますね。
では、いってみましょう。
【その1】
"まだ" 出来ていないだけ
これが何より大切だと個人的には思います。
僕で言えば、こんな感じです。
↓↓↓
"まだ" 賞を取るだけの作品が書けていないだけ。
"まだ" フルマラソンを走れていないだけ。
"まだ" 文章で身を立てられていないだけ。
そう考えるんです。
偉そうに聞こえますか?
僕はあんまりそうは思いません。
なぜかというと、僕はこんなふうに考えているからです。
↓↓↓
あなたが興味をもったことは
あなたにできる可能性がある
そうなんです。
あなたが興味を持ったことは、
あなたにできる可能性がある、ということなんです。
たとえば、ですね。
あなたは「政治家」になろうとしたことがありますか?
あなたは「ラーメン屋」をはじめようとしたことがありますか?
あなたは「医者」になろうとしたことがありますか?
僕は「一度も」思ったことありません(ほんとうに一度もない)。
でも、人は人生のある時点から「それ」になることを決めていたり、
「それ」に挑戦してみようと思ったりしますよね。
(僕の「それ」は、政治家でも、ラーメン屋でも、医者でもなく、小説家だったんです。)
でもこれって不思議だと思いませんか?
僕が思うに、これってですね、
そう「思った時点」で、あなたの中に「その種(たね)」がある、
そういうことだと僕は思うんです。
興味があることは
あなたにできること
僕はまわりの人を見ていても思うんですが、
やっぱりその人が挑戦しようとした「何か」って、
少なくとも(1%くらいは)自分にも「できるかも」って思ったこと、だと思うんです。
0.00001%も可能性がないことを人はやったりしないんです。
(もちろん例外的な人もいるかもしれませんが、、。)
とにかく僕が言いたいのは、
「できるかも」とあなたが思った時点で、
あなたには、それができる可能性はある、と僕は思うんです(その可能性がどうであれ)。
(できないことはそもそも僕らは「思いもしない」から。)
あとはレベルが違うだけ
さて、ここでですね、
「そんなこと言っても金にならないんだよ」
とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれないので、
いちおう言っておきますと、
今回の話は、
金になる or ならない、の話ではなく、
できる可能性がある or ない、の話です。
(今回の話は「失敗に対する態度」に関する内容です。)
まず、あなたが「それ」をやろうとした時点で、
「それが出来る可能性がある」ということを僕はお伝えしているんです。
で、ですね、
そのあとはもうですね、
そう思った時点で、
その人にどのくらい準備ができているのか?
その違いになってくると思います。
準備の差は大きい
突然ですが、フルマラソンって、
42.195kmですよね。
これを「最初から」走ろうとした人と、
「40km地点から」走る人とでは、
着く時間が(全然)違いますよね。
その人が始めたことが「わかりやすい結果」として出るかどうかは、
このフルマラソンと同じだと思うんです(大雑把に言うと)。
スタート地点は
それぞれで違う
小さな頃からグルメな人は、
きっと料理に関するあらゆることで人より知識があるでしょうし、
小さな頃から読書が好きな人は、
きっと文章に関してのセンスが人より磨かれているはずです。
人の話を聞くことも、人前で話すことも、
お金を稼ぐことも、歌うことも、楽器を弾くことも、
すべてそうでしょう。
それは才能の差もありますが、「始めた時期」の違いもあるわけです。
あなたが
走り始めた地点
人は人生の「ある時点(地点)」から「それ」を始めるわけです。
で、それをはじめようと思った地点が、
先ほどのマラソンでいうところの「スタート地点」です。
人によっては、5km地点くらいからそれを決断する人もいるでしょうし、
20km地点で(気付かぬうちにそこまで来ていて)それを決断する人もいるでしょう。
なかにはすでにゴールを通過してから(つまりはお金をもらうレベルになってから)、
「それ」をやろうと思う人もいるでしょう。
つまり、僕らは人によって、持っている才能も違えば、
それを磨いている「量や期間」も違います。
そしてなにより「それ」をやろう!と決めるタイミングも違います。
でも、たとえ、どの地点を走っていようが、
1)決めて、2)行動して、3)改善しながら続けていれば、
おそらく何かしらの形でゴール(ある意味それが本当のスタート地点)に到達できるわけです。
なぜなら、あなたが「それ」をやりたいと思ったのなら、
あなたには「それ」ができる可能性があるからです。
あなたは "まだ"
それになっていないだけ
少し長くなりましたが、
これが先述した、
「"まだ" 出来ていないだけ」という考え方です。
あなたは "まだ" 自分の店を持っていないだけ。
あなたは "まだ" デビューしていないだけ。
あなたは "まだ" 起業していないだけ。
それはあくまで「"まだ"」 それが出来ていないだけかもしれないんです。
重要なことは、
1)あなたはそれを本当に決めているのか?
ということと、
2)正しいやり方を研究しているのか?
そしてなにより、
3)行動しているのか?
ということです。
いかがでしたか?
ということで、
何かに挑戦するときに重要な3つの考え方(失敗の捉え方)のうちの1つ目を、
(やっと)説明し終えました。
お付き合いいただきありがとうございました。
残りの2つに関しては、別途アップしますね。
(遅筆でスミマセン。)
僕は何かに挑戦する人の味方でありたいし、
そういう人たちが挫折しないための方法を伝えられる人でありたい。
そしてなにより、自分自身が挑戦し続ける人間でありたいのです。
あなたのこと、応援してますよ(月並みな言い方ですが)。
それでは今日もこの辺で。
きっと明日も良い日です。
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