春樹さんに翻訳を教わってきた。
タイトルだけ見て、ここに来て下さった方、スミマセン。
タイトルはきっと嘘ではありません。しかし、本当でもありません。
今回は僕の翻訳の勉強法のお話ですが、あなた自身の「続け方」にも転用可能だと思います。
自分の仕事や勉強、ライフワークの修練に役立てていただければ幸いです。
こんにちは、ケニーです。高木です。どうもです。
今日は「続け方」のお話です。
それでは、今日も行ってみましょう。
英語なんて大嫌い
中学1年生のときにクラスで一人だけ『英検5級』に落ちた少年がいました。
それが、僕です。
それから僕は英語恐怖症になりましたが、なぜか「英語の発音」だけは好きで、
よく発音の練習していた記憶はあります。それでも文法はずっと苦手なまま。
なるべく英語から逃げてきた僕も、やがて社会人になりました。
モータースポーツ用品をイタリア・イギリスから輸入して国内に卸す部署に配属されたことで、
英語から逃げる、なんてことができなくなってしまい、渋々本腰入れて英語を勉強し始めたのでした。
まずは中学英語から
書店で『英検5級』のテキストを買い、それを数日でやりこなし、その後4級(中2レベル)のテキストを突破して、
3級(中3レベル)に行く頃にはそれなりに英語の面白さが分かりはじめていました。
そして、2級(高校卒業レベル)の問題をやり終えて、僕は人生2度めの英検を受験することになったのです。
中学時代に英検5級に落ちた男が、社会人になってから英検2級に挑む。
話としては悪くありません。
英検2級になんとか合格した僕は、「こんな自分でも英語が分かるようになったんだから」という理由で、
のちに塾講師に転職して、その数年後には起業目的でカナダにまで行ってしまうんだから
人生ってやっぱりわからないものです。
翻訳のはなし
ということで翻訳の話です。
英語のテキスト(文章)は昔から何度かトライしていましたが、1冊まるごと読破したことはありませんでした。
はじめて読み切ったのはカナダに行っている最中に読んだ『The Catcher in the Rye(ライ麦畑でつかまえて)』です。
でも、意味なんてほとんどわかりませんでしたし、目的の大半は『理解すること』ではなく『最後まで文字を読み切ること』でした。
そんな僕が、なんでまた『翻訳』に挑戦しようと思ったのか?
それは「いつか海外で生活しながら小説を書きたいから」です。
そのときに英語の小説が読めないと、きっと辛いと思うんですよね。
だから練習を始めたわけです。
でも「翻訳」って、どう練習したらいいんでしょう?
簡単です。
春樹さんに教わる
僕の翻訳練習法は至ってシステマチックです。
Kenny's Way(ケニー流翻訳練習法)
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1)好きな短編を選んでコツコツ訳す
2)全体の半分まで訳したら読み直し&修正
3)答え(春樹さん訳)を見る
4)ノートにまとめる
5)残り半分に取り掛かる
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短編を半分訳してから一度答え合わせをするのが個人的なコツです。
そうすると意味がわからなくても、途中で内容をきちんと理解した上で後半に取り掛かれますよね。
だから続きやすいんです。
加えて「答え」に春樹さんの訳したテキストを利用することで、
「春樹さんならこれをどう訳すんだろう?」と考えながらやればなんとか続くもんです。
(答え合わせ中)
大事なのはやっぱり、続けることだと思うんです。
そうやって続けていれば、きっとそれなりのところには辿り着けるはずです。
まとめ
いろいろと書いてきましたが、僕は基本的に飽きっぽく続きにくい人間なので、
「自分が本当に好きなこと・興味があること」しか続けられません。
結局、人って続けられることしか続かないもんです。
ここで改めて、考えてみましょう。
『人はどうしたら、続けられるのか?』
それはやっぱり、『本当の自分』で始めることだと思うんですね。
誰かに言われたこととか、世間的に正しいこととか、立場とか役割とかそういうものではなくて、
『自分が本当に望んでいること』を明確にしてから始めた方が僕は続きやすいと思うんです。
答えはきっとあなたの中にすでにあったりしますから、大丈夫です。
自分の中にある「葛藤」を紐解くだけです。
そんなグループワークを先日(2017.12.10)やったわけですね。
(不定期開催ですが、タイミングがあったそのときは美味しいコーヒーを淹れてお待ちしてますね。)
「本当の望み」と「続く仕組み」、そしてそれをいかに「お金化するか」。
あなたがあなたらしく生きていくためには、どれも大切な要素です。
さてと。
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