Three things I'm doing in those days



僕が最近している3つのこと。というタイトルを英語で書いたけれど、英語で文章が書けるなんてことはないし、そんな野望もありません。



ただ、英語できちんと本が読めるようになったり、それを自分なりの文章で翻訳できるようになれたら嬉しいな、とは思っています。



ということで最近は翻訳の練習をしています。



僕は続けるための仕組みづくりを結構真剣に考える方なんですが、この翻訳の練習を習慣化するにはわりに時間がかかったように思います。



でも、やっぱり英文の本を読めるようになりたいと思って、いつも以上に「どうしたら習慣化できるかな?」と考えてみました。



結果的にポイントは


1)好きな作家を見つける。

2)短編を選ぶ(もしくは長編の一部でもOK)。

3)すでに出回っている翻訳と比べる。


こんなところですかね。



僕が今回選んだ課題図書はウィリアム・トレヴァーの『密会(A Bit on the Side)』です。これは以前アップした短編にもこっそりと忍ばせた本ですが、トレヴァーという作家にどうしようもなく惹かれてしまい、「どうにか訳してみたい!」と思って今回挑んでみることにしたわけです。



(甘苦い大人の恋愛が詰まった短編集です。)



1日あたり1ページくらいずつ訳してみたんですが、内容の半分くらいしか理解できなくて、あらすじもうまく追えなくてかなり苦労しました(途中で何度か投げ出しそうにもなりました)。



ただその甲斐あってか、答え合わせの時間はかなりホクホクできています。「あぁ、これそういう意味だったのね、なるほどなぁ」という驚嘆の連続です(僕はこういう瞬間が好きなんです)。



作業風景はこんな感じです。自分の訳した文と原文、それに翻訳本とノート。



(気分はまるで受験生です。)



でも、この瞬間がたまらなく面白いんですね。将来海外で生活したときに、これが役に立ったらいいなぁ、とも思うけれど、たとえそうならなくても今が楽しいので良しとします。



いつか、まだ日本に紹介されていない「名著」を翻訳して日本に紹介できたらいいなぁ。と思う、秋の夜長なのでした。



そんな本にいつか出会えますように、、。(Essay 17 おわり)

言葉のちから

僕らの言葉と想いと行動が きっと世界を変えていく 少しだけいい方向に

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