最近の執筆活動。



こんにちはー。ケニーです。高木です。どうもです。



こんなタイトルにすると、すっかり小説家な感じがしますが、



僕はまだデビューもしていませんし、なにかの賞を受賞したわけでもありません。



このHPで超短篇(←すごく短い短編。(なんだか不思議な言葉ですね。))を公開したり、



クラウドファウンディングで以前書いた短編(こちらは普通の2万字くらいの小説)を商品として発送したり、その程度です。





そんな僕の中間報告です。



No big deal, just three stories. 

(たいしたことじゃない。たった3つの話だよ。)



ということで今日は執筆に関する3つのお話です。




【1st Story】
短編を3本揃える




今年の3月中旬、僕は小説を書きはじめました。



別に小説家になろうなんて意志はなく、僕はなんとなく小説を書きはじめました。



たしかに昔から文章を書くのは好きでした。



自己啓発で何かしらの言葉を発信していくのかなぁ、と思ったことは何度かありましたが、



まさか「小説」という形になるとは思ってもみませんでした。





それでも小説を書きはじめたとき、僕のなかには小さな見解がありました。



それは「人は真実なんて欲しがっていないし、ストレートにそれを言われたところで受け取れない」ということでした。



(でも考えてもみれば、それは僕の勝手なフィルターなのかもしれないのだけれど、当時の僕はそうやって思っていました。)



だから僕は自分の感じたことや思ったことを、自分の中でどろどろになるまで煮込んで、



原型もわからなくなった思いなり見解なりをすくい取り、



それらを【物語という箱】の中に詰め込んでみようと思い立ったわけです。





でも書きはじめた当初、上記のような認識は自分にはなく、



最近になってやっと「もしかしたら僕はそんなことをしようとしてるのかもなぁ」って思いはじめたくらいのことです。



それでも書く前から3本の短編が自分の中から出てくることはなんとなく分かっていました。



だからとりあえず書いてみた。



そんな感じで4月の中旬までのひと月で3本の短編をほぼ書ききったわけです。



(これらの短編のブラッシュアップは先日の箱根旅行で行いました。)




【2nd Story】
長編を書きはじめる




3月からひと月かけて書いた3つの短編。



そのうちの1つの続きを僕は書いてみたくなりました。



この主人公はこれからどうなるんだろう?って単純に気になってしまったんです。



なんで彼はカナダに来たんだろう?



彼はこれから誰と出会ってどんなことが起こるんだろう?



日本に残してきた彼女とはどんな感じになるんだろう?



そんな素朴な疑問が湧いてきたわけです。



だから書きはじめたのです。それだけです。





ただ、やっぱり長編の物語なんて書いたことないので、そこには先駆者の知恵が必要だと思ったわけです。



だから僕は村上春樹のやり方をマネして、ごっそり自分の生活に取り入れることにした。



それが以前このブログでも書いた『ノルウェイの森方式』です。



うん。やっぱり、けっこうふざけたやり方ですよね(春樹さん、スミマセン)。



まぁでもキッカケやネーミングなんてどうでもよくて、



まずははじめてしまうこと、それが僕に必要なことだったんだと思います。



僕が「小説家になろう!」と思ったときに良かったことは、



1)一人で始められること

2)テキストはオープンソースであること

3)日本には新人賞が結構あること



だったと思います。



とくに助かったのは2)です。



どうやって書いているか?についても春樹さんはエッセイや自伝本で事細かに公開してくれていますし、



彼の小説を読めばけっこうその技法を盗めたりしちゃうわけです。



その上でオリジナリティの問題は残るにせよ、始めようと思えばある意味誰にだって出来てしまうわけです。





まぁ、そういうことで、春樹さんに倣(なら)って、



僕はランニングを習慣化し、毎日決まった分量を書くことを自分に課していきました。



そしてここでできた習慣化や「自分を全部使うこと」をテーマにコンサルも始めたわけです。



(本当の自分の見つけ方とはじめ方、続け方と仕組み化、そして具体化、それらが僕のコンサルの大きなテーマです。)




【3rd Story】
書き直しをはじめる




今年の4月末から始めた長編の執筆は6月初旬に一旦の区切りがつきました。



そして、たいした時間も開けずに書き直しをはじめたわけです。



読み返してみると自分の文章の稚拙さや、



描写の弱さや自分の人間的器の浅さや狭さなどを感じると同時に、



キャラが立っていなかったり、途中でキャラ変していたり、



そもそもこの人なんでこのタイミングで出てきたの? 必要なの?



みたいなことがバンバン発生しているんです。



しかも前半部分は『ノルウェイの森方式』を採用してノートに書いていたので、



それをPCに起こす出すだけでも大変な作業だったんですね。





それに加えて、キャラや物語の流れの変更、書ききれてない描写の追加。



そんなことをしていく必要があるわけで、、。



結果的にノートに書いたものはほぼ最初から書き直している感じです。笑



現在はそんな途方もない作業を、日々繰り返しております。



僕の目算としてはこの小説は12万字(原稿用紙300枚)程度になる感じがしていますが、



そこにたどり着くまでにはもう少し時間がかかりそうです。



(今日の時点で8万字くらいまで来ました。2017.6.28 現在)





ところで12万字って多いのか?



個人的には大した分量ではないと思っています(ほんとうに)。



だって、海辺のカフカは72万字(1800枚)ですよ?



たった1/6ですよ。しかも僕はまだ書ききってないし。



だからプロの物書きってスゴイなぁって思います。



それでも僕が行こうとしている場所はきっと、



こういった継続性の上でしかたどり着けないような場所だと思っています。



だから今は日々コツコツと続けていくしかないんです。



今、僕がやっていることは、まだまだ春樹さんのマネごとです。



でも、まぁマネできる対象がいるだけでも僕は恵まれていると思うので、



今は思い切り影響を受けてみようと思っているわけです(それこそかなり積極的に)。



そうやって妙な腹のくくり方をしている僕なのでございます。



いったいこれから僕という人間はどうなることやら?



頑張ってみますね。



さてと。




過去に書いた超短篇


ノルウェイの森方式

言葉のちから

僕らの言葉と想いと行動が きっと世界を変えていく 少しだけいい方向に

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