村上RADIOと20kmマラソン
こんにちは、僕です。
10月6日(土)に、皇居で行われた20kmマラソンに参加してきました。
備忘録的なことも含め、言葉を残したいと思います。
それではいってみましょう。
春樹さんの言葉
8月に放送された「村上RADIO」は「春樹好き」の間では、
けっこうなニュースになったのですが、
なんと「2回目」も放送が決定したんですね。
それを知ってひとりホクホクしておりました。
そんな春樹さんが「第1回目」の放送で、
こんなことを言っておられました。
下半身が安定しないと文章って書けないんですよ。誰も信じてくれないけど。
下半身がしっかりすると上半身は柔らかくなるんです。
そうするとね、文章がうまく書けるようになるんです。
僕がきちんと走り始めたのは2016年の10月のことです。
それまで僕は不定期で走ってはいたのですが、
今ほど目的を持って走ってはいなかったので、
気分が乗らない、外が寒い。そんな理由で走るのをやめていました。
(小雨でランニングに行くなんて、絶対にありませんでした。)
定期的に走りはじめた
それでも「やっぱりきちんと小説を書こう」と思ったときから、僕は走りはじめたのです。
(書きはじめたのではなく、まずは走りはじめたのです。)
エッセイや自伝本で春樹さんが「走ることの効用」について、
走ることが小説家にとってどれだけ有効なメタファーになるのかについて、
静かに、けれど熱くに書かれていたので、
なるほど、それなら僕も、走らねば、と。
そう思ったわけです(2016年10月のこと)。
「走り続ける」
を、はじめる
走ってみれば分かるんですが、やっぱり慣れないうちは大変なんです。
最初は週に2回、1回4kmくらいからはじめて、
1回6kmに伸ばしたり、週に3回に増やしたりしていって、
2017年の7月には月に200km走るほどになっていました。
どうやら僕は長編を熱心に書いているときほど熱心に走るみたいで、
書いていない時期は月に100km程度しか走りません。
(2016年10月頃からの2年で2500kmほど走ったようです。)
皇居20kmマラソン
そんな僕は今年の12月に少し長い距離を走る予定があるので、
その腕試し(足試し?)的な意味合いも含めて、
ひとまず20kmレースで走ってみよう、と思ったわけです。
10kmのレースもいいかな、とも思ったのですが、
10kmはよくランニングで走っている距離なので、
20kmレースを探してエントリーしました。
(エントリーしたのは2018年7月のこと。)
しかしなが、練習で20kmを走ることもなく(18kmほど走って「あと2kmは気力で行けるだろう」と、たかをくくっていたのです)、
LSD(2〜3時間ゆっくりと走ってスタミナをつけるトレーニング)もしなかったので、
当日はとても心配でしたが、なんとか、走り切ることができました。
3/16になる
皇居は1周が5kmなので、
20kmの場合、ここを4周することになるのですが、
最後の1周は完全にバテてしまって、悔しかったです。
ちなみにタイムはこんな感じです。
①26分23秒(5分17秒/km)
②26分25秒(5分17秒/km)
③26分43秒(5分21秒/km)
④28分07秒(5分37秒/km)
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合計:1時間47分38秒
最後の1周はタイムが落ちましたが、
合計のタイムは悪くなかったため、
なんと3位に入賞し、景品にタオルとクーポンをいただくことができました。
(とはいえ3位/16人中、なんですがね。笑)
結果的には良かった
でも、今回は最終的にとても楽しく(もちろん死ぬほどキツくはあったんですが)、
走り終えたときの満足感や達成感という、
「たしかな手応え」みたいなものがあったので、
それが僕を幸せな気分にしてくれました。
こういう目には見えない「何か」って、
やったからこそ分かることだと僕は思うのです。
僕は物語の中で、もっと上手に「嘘」を語れるようになりたいのですが、
同時にフィジカルな部分を使って体験した「本当のこと」を、
もっとうまく言葉にしていきたいとも感じています。
さて、これから僕は、どうなっていくのでしょうか?
まだまだ道なかばです。
なにはともあれ、お疲れ様でした。
最後にいくつか写真を掲載しますね。
(レース前@桜田門)
(ランニング後に3位だったことを知ってビックリ)
(完走証、3/16、クーポンとタオル)
現場からは、以上です。
小説、コンサル、ランニング以外にも、
星読みもやってます☆
興味のある方はLINE@へどうぞ。
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