小説なんて、読まない。



小説を読む人も、読まない人も、こんにちは。



出版不況が叫ばれて久しい昨今でございますが、



それはなぜかと言えば、



「選択肢」が増えたから、だと個人的には考えいてます。



それは「インターネット」ができたから、でもございますし、



「スマートフォン」が誕生したから、でもございますし、



ネットとスマホの掛け算により、



選択肢が累乗(るいじょう)的に増えているから、でございます。





そしてもう「この流れ」は誰か声を上げたところで、止まらないのです。



バブル経済に警笛を鳴らした人はきっと何百人もいたでしょうが、



実質それが弾けてしまうまで、誰もそれを止めることができなかったわけです。



それと同じで、この情報革命が弾けてしまう(そんな日は来るんでしょか)日まで、



この流れは止まらないわけで、もちろん出版不況だって、もう止まらないんです。





だからその中で、なにかを発信して、身を立てていきたいのであれば、



それを止めようとか、その流れをなんとか変えようとするのではなく、



流れに合わせて「フォルム」を変えていくのが一番だと思うのです。



ところで、「魚」ってだいたいが流線型をしていますよね。



この魚たち、大昔は「いろいろな形」の魚がいたんですが、



結局、敵から逃れることができた魚の遺伝子だけが残ったんです。





そのときうまく逃げ切ることができたのが、



「流線型」のフォルムを有した魚たちだった、ということなんです。



えぇ、そうです。「昔、『いろいろな首の長さ』のキリンがいた」のと同じ話です。



首の短いキリンは高い木の葉っぱを食べられずに死んでしまって、



首の長いキリンの遺伝子だけが残ったわけです。



えぇ、そうです。これがダーウィンの進化論ってやつです。



だから現在のこの状況で、あなたが発信者として生き残っていくには、



時代に合わせてある程度「フォルムを変えていく」のがいいと思うんです。



(太古の海で、うまく敵から逃れた魚たちみたいに。)





誤解しないでほしいのは、フォルムだけ、ということです。



あなたの「コアの部分」は変えなくていい、というか、「変えてはダメ」です。



「自分」というコアの部分は変えずに、その「フォルム」だけ変える。



時代に合わせてファッションを少しずつ変えていくのと同じです。



(10年前の自分の写真を見ると、時代を感じませんか? あなたは意識的にも無意識的にも、そのフォルムを変えてきたわけです。)



少し長くなりましたが、



これから僕が小説家という肩書の発信者としてやっていくために出した、一つの結論は、





小説の中に全部つっこむ。



ということ、でございます。



つまりそこに、



ビジネスも、自己啓発も、性的なことも、神話的なことも、時間を超越した話も、



家族のことも、パートナーシップも、健康のことも、知っておくと便利な雑学も、



一切合切詰め込んで、それを「物語」というパッケージにしてお届けしちゃおう。



そう思っているんですね。



というのも、選択肢が増えてしまった現代の人たちは、



「ひとつひとつに時間をかける」なんてことはできないわけです。



トルストイやドストエフスキーや村上春樹の分厚い小説を、



じっくり読む時間なんて、現代人にはもうほとんどないんです。



だからですね、



あなたがもし、何かを発信しようとしている人であれば、



「全方位作戦」を考えておくことをオススメします。



あなたの発信するコンテンツに触れると、



マーケティングのことからベッドの上でパートナーを悦ばせる方法まで、



古代の神々の話から、生物の細胞に秘められた神秘まで、



「あらゆること」をそこで知ることができてしまう、



そんな「あなた」というコンテンツを、じっくり作り上げていく。



それを目指してみるのが良いと思うのです。



でも、そんなことできるのか?



どうでしょうね?



でも僕はそれを今後30年くらいかけてやっていこうと思っています。



(2050年くらいに、それができればいいな、と思う今日このごろです。)



これから、文学は限りなくエンターテイメントに侵食されていきますし、



多くのコンテンツは消費されて、人々はあらゆるものに飽きていきます。



あなたがもしも何かを発信する(or したいと願う)人ならば、



日々の生活ではそのフォルムを変化させつつ、



「普遍的な真理」を見つけて、それをあらゆる方法で発信していきましょう。



(いつの時代も変わらないもの、って必ずあると思うのです。)



きっとここにたどり着いたあなたには、それができるはずです。



だから負けずに発信し続けていきましょう。



いつかお会いできるのを楽しみにしています。



それでは今日もこの辺で。



きっと明日も良い日です。



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