10万字のインテイク。
2017年の12月から僕は「書き写し」をやっています。
書き写しとは、優れた作家さんの文章をただ、書き写すことです。
昨年11〜12月にかけて、僕は「小説の書き方講座」に通っていました。
そこでお世話になった先生が、
「良い文章を書きたければ、良い文章を写すといいよ」と教えてくれたのがキッカケです。
単純な僕は、それから毎日30分、コツコツと書き写しを始めたのでした。
題材は授業でテキストとして配られた村上春樹さんの小説。
風の歌を聴け、世界の終わり、
国境の南太陽の西、海辺のカフカ、1Q84、
騎士団長殺し、100%の女の子、
フォークロア、最後の午後の芝生、
卵と壁、、それに各種エッセイ(そして別冊短編「沈黙」)。
(↑全国の中学生・高校生用のテキスト:1冊200円)
※中高生向けにしては、結構「重めな」お話です。
それらの抜粋をただひたすら書き写したのです。
そしていつの間にか10万字を越えたんですが、
個人的には、けっこう良い習慣になってきたので、
続けてみようと思っている今日このごろなのです。
ということで、テキストを追加で購入。
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こんなことに意味があるのかなぁ、と思っていましたが、
最近また自分で小説を書きはじめてみて、
「なるほど、これは意味があったかもな」と思える場面が少なからずあるように思います。
☆
今はまだ「借り物」の「文体」かもしれませんが、
表現してみたい世界観は僕の中にはっきりとあるので、
それをいつか満足のいく形で書ききれるよう、
引き続き、文章的鍛錬をおこなっていきます。
引き続き、よろしくお願い致します。
2018年2月28日 髙木建之介
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