パイナップルが切りたくて。
パイナップル好きな人も、非パイン好きな人も、こんにちは。
突然ですが、あなたはパイナップルを自分でカットしたことある人ですか? それともない人ですか?
パインを自分でカットすると人生が物差しひと目盛り分だけ豊かになります。
というのは大きな嘘で(スミマセン)、そんな経験がなくても人生の彩りはさして変わりません(きっと)。
ちなみに僕は前者の方、つまり「パイナップルを自分でカットしたことのある人」です。
数年前、ひょんなことからパイナップルをまるごといくつも買ってきて、バンバン切りまくる機会に恵まれました(どんな機会だ)。
でもそのとき僕は実際に切っていたのではなく、「切っているのを見ている人」でした。
今までパイナップルを切っている人を間近で見る機会なんてなかったので、そのときはただ、しげしげとそれを観察していました。
実際に自分でパインをカットしてみたのはそれから少し経ってからのこと。
僕は昔からこういうことがよくあります。
最初はそれに上達した人がやっている姿をじっくり観察して、しかるべき期間を経たのちに(そんな大それたものでもないけれど)、
今度は自分でそれを実践してみる。そういうことがよくあるのです。
たぶんこれは「格好わるいところを見られたくない」というプライドの高さが影響しているのだと思います。
はじめてやったことってほとんど失敗しますよね。その失敗をなるべく大衆の目には晒(さら)したくないわけです。
まったくもって困った性格なんですが、しかたがない。これが僕だもの。
ところで、近所のスーパーに行って、そこでハーフパイン(半分にカットされたパイン)を手に、それらをいくつか持ち比べ、熟れ具合と重さを確認している男性がいたら、それはきっと僕です。
僕は比較的そういことを真面目にやる方なんですが、先日とある子供に「なにしてるの?」的な顔をされて、少し恥ずかしい思いをしました。
「美味しいパインを選ぶのってけっこう難しいんだぞ。おそらく君の算数の勉強よりもね」
よっぽど、そう言ってあげたかったけど、もちろん言いませんでした。あたりまえか。
ということで今日も原稿用紙2枚のお時間です、、。うーむ。(Essay 2 おわり)
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