アイデアの交差点になる。
小説を書こうと思ったとき、
「自分はどれほど書けるのか?」が気になって、
昼間に書く短編とは別に、夜には超短編も書いていきました。
(これは今年の3月の話。なつかしいなぁ。)
超短編を書いていて「何がオモシロイのか?」と言ったら、
それは「アイデアの交差点に自分が居合わせること」だと思います。
アイデアAにアイデアBをかけ合わせて、
更には設定をここにしたら、話がどう展開するだろう?
と勝手に文章を起ち上げてみるわけです。
そんなアイデアの交差点で、
自分の文章能力のなさに辟易(へきえき)とすることもあったんですが、
これはやっぱりオモシロイ作業だった覚えがあります。
(なにより書きはじめ〜完成まで2時間ほどで終わるというのは自分としてもすっきり感があっていいんです。)
今日はそのとき書いた5分ちょっとで読める超短編を3つご紹介しますね。
3月に書いた超短編
【超短編②】
以前買った旅行本に出ていた「コルマール」という地方。
そこに、「もし僕に帽子好きの彼女がいたら、どんなことが起こるだろう?」
という妄想を膨らませて書いたお話です。
書いていて「この彼氏優しいな〜」と僕もほっこりした覚えがあります。
↓↓↓
【超短編③】
これはもう、あれですよ、あれ。
「その年僕は、日本の季節の数より少し多めの女性と交わった。」
っていう男のセリフがぽっと浮かんで、そんな男はいったいどんな女と寝たんだ?って色々と話しを掘り下げていったお話です。
個人的には「サリンジャー的な書き方」にトライしてみた作品でもあります。
書きながら「この男すげぇなぁ」って驚いたのを覚えています。笑
↓
【超短編⑥】
これは3月に自分がプールに通いだしたことでひらめいた話です。
プール ✕ 二人の男 ✕ 新潮文庫
という掛け算を僕なりにまとめてみたものです。
彼の言うことが妙に気障(キザ)で僕はけっこう好きです。笑
↓
あなたが好きな文章がここで見つかるといいんですが、、。
さてと。
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