風の歌を聴け


新鮮度:★★★★☆(5つ中)


4〜5年前に初めて読んだ村上春樹。


僕の中でハルキの本はここからスタートしています。


それまで村上春樹さんの本は小難しくて読み進めることが出来ませんでした。


なぜかその当時ひょんなことからこの本を取り「おぉ、結構おもしろいじゃん!」と思った記憶があります。


今回久々に再読してみて、あらためて色々な発見がありました。


「ノルウェイの森」に出てくる恋人、直子に通じる話や、作家として自分は何を書いていくべきか?と自身に問いかけているような文も出てきていたとは、、。


なにより、文体がフレッシュで、リズム感があって(それはこの頃からすでにあったんだ!)、ハルキ初心者にとってもスムーズに入っていけると思います。


ただ、注意点が一つ。


これを読んでると、無性にビールが飲みたくなります。笑


(性的な言葉や、音楽の話は、この頃は少なめですけどね。)


もし1泊2日の一人旅のお供にいいのでは?



言葉のちから

僕らの言葉と想いと行動が きっと世界を変えていく 少しだけいい方向に

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