人生を変えるタイミング。〜その2〜
以前まで楽しくできていた仕事や趣味。
ひたすら笑い合っていたパートナーシップ。
情熱をもって取り組んでいた創作活動。
対象はなんでもいいんですが、
あれほど輝いて見えたものや楽しんでいたことに、
突如として魅力を感じなくなってしまうときがあります。
なんだか少し寂しいですよね。
その対象がモノやコトならば少し距離を取ればいいかもしれませんが、
その対象がヒトだったとき、そんなとき、あなたならどうしますか?
まずは、その対象が仕事だった場合。
いきなり辞める、という選択肢は選びづらいかもしれません。
それが難しい場合、定時で上がれる日を増やしてみる。
毎日定時上がりが無理でも週に1〜2日はそうしてみる。
外回りで出ている人は直帰できる日を増やしてみる。
とにかく仕事と距離をとってみるんです。
そして、またエネルギーが上がるまで少し待ってみる。
もしくはエネルギーレベルが高まることをしてみる。
なら、その対象が仕事ではなく、パートナーシップだったら、どうか。
まずは、会う頻度を減らしてみる。
メールや電話の回数を減らしてみる。
でも、これが同棲をしてしまっていると難しい。
(だから同棲って結構リスキーなんです。)
同棲の場合、だいたい女性がお母さん的な役にハマってしまい、
パートナーシップの情熱の火が消えてしまう二人が少なくありません。
夫婦になるのであれば、二人で向かっていく先に二人でコミットしている(場合が多い)分、
多少惰性的になっても、お互いが努力するかもしれませんが、
同棲は基本男性にとってメリットがある場合が多く、
それに女性が疲弊していくことが少なくありません。
そんなとき、女性は「あぁ、なんで私こんなふうになっちゃったんだろ」って思ってしまったり、
「私がいけないんだ」とか「私はやっぱり男運がないんだ」みたいに、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
でも、これは「根本的なとこ」を見たり、改善したりしていないから、同じパターンを繰り返しているだけです。
同じようなことが繰り返し起こる場合、または起こしてしまう場合、
「そろそろ根本的なところを見るタイミングですよー」って何かが教えてくれているんですが、
たいていの場合、「私はもう恋愛なんてしない!!」と決めてしまう。
でもそういう人に限ってさびしがり屋なもんだから、その傷を忘れたころに(もしくはその傷を忘れたくて)、
また同じパターンを繰り返してしまう。
秋口や冬は誰しもひと肌恋しくなってしまう季節だから、なおさら。
あれ?今回の話、いつの間にかパートナーシップの話になってきています?
実は仕事でもパートナーシップでも、人生でもアプローチは同じ。
実際同じような問題が起こるのであれば、そこにあなた固有の「パターン」が存在するわけで、
その下の方には(固定)観念や思いこみがあるわけで、
さらにその下には、その観念を作った「体験」があります。
だから自己啓発の世界では「過去を癒しましょう」なんてことよく言ったりしますが、
たいていの場合、癒しても、またそのパターンを繰り返してしまいます。
なぜでしょう?
その話はまた別の機会に。
何かにいきなり魅力を感じなくなったとき、
今までほどの情熱を注げなくなってしまったとき、
それは少しその対象と距離を取って「自分自身を見つめ直すサイン」です。
そうやって自分を掘り下げて、自分の情熱とつながる。
そうすると人ってもう、見違えるほど、エネルギッシュになれるんです。
それは、暑苦しいパワフルさではなくて、沸々と湧き上がる静かな情熱です。
でも、どうやって?
それは改めて、書かせてもらいます。
いつか僕が「書くこと」に対して、
「人前で話すこと」に対して、興味を失ってしまったらどうしましょ。
まぁ、そのときはそのときだ。
さてと。
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