10,000時間の法則
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#2011年7月に別のブログに
掲載していた記事を転載しています。
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10,000時間の法則というものがあります。
これはマルコム・グラッドウェルという人によって考案された法則で、
「誰でも10,000時間それを続けるとおおよそのことはマスターできる」というものです。
僕は以前、これを仕事に当てはめ計算してみたことがあります。
そのノートを引っ張りだして来て今、これを書いています(笑)。
1日8時間働いた場合
→3.42年でマスター
しかしこれは単純すぎます。
仮に僕らが一般企業の就業規則に乗っ取って働いた場合、
多くの会社が年間120日前後の休日をとっています。
そして9〜18時で働きますが、
実際は1時間の休憩があるため実質8時間労働。
つまりは下記のような計算になります。
8時間 x 245日=1960時間
10000時間 ÷ 1960時間=5.10年
つまりは約5年かかる訳です。
本質を知るためには、そんなにかかるんですね・・・。
さてさて少し他の話も交えて考えてみましょう☆
日本人なら誰でも知っている「石の上にも3年」。
この3年の間に10,000時間を達成するには?ということで色々算出してみると、
人より1.85倍働くと3年でその仕事のことがおおよそ分かるようです。
2倍働けば3年よりも短い期間でマスターできるわけです。
僕が社会人になって初めに考えたこと、それは、
「同期の誰よりも早くこの仕事について知って早い段階で “続けるか辞めるか” 決断を下す」
というものでした。
そして設定した目標が「人の2倍働く」こと。
休みも返上で毎日8〜20時までがむしゃらに働いて
(「時間の長さ」と「仕事の質」は比例しませんが、ひとつのメジャーメントだと僕は思います。)
結果的には代休を40日残して辞める事になったため人の2倍は働いた事になったのかなぁ、と思っています。
おかげで2年半という期間で次への決断ができました。
次の仕事も同じく2年半でさらに次の段階に移る決断ができました。
肉体的に本当に無理ができるのは30代前半までだと僕は思っています。
その間に多くの事を知るには多くに時間を使うしかありません。
僕らは不労所得の収入源を確保しない限り仕事せずには生きてはいけないので
いかに早い段階で自分の適職を見つけるかが人生の質を左右すると考えています。
以前Facebookで「日本人はなぜこんなにも多くの時間働くのか」ということで色んな人から意見を聞いてみたことがありますが、
「働き過ぎ」の良い面は「早くマスターできること」なんだと勝手に思っています。
それにしても「働く」ってなんでしょうね。
今日はこの辺で。//
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