誰の言葉を信じるか?
こんばんは、ケニーです。高木です。どうもです。
今日は少しマニアックなお話です。
テーマは僕の好きな小説家、「春樹さん」のお話です。
つまりそう、「村上春樹」さんのお話です。
興味のない方はご容赦くださいませ。
それでは、今日も行ってみましょう。
ついに届いてしまいました、、。
↓
これは1999年6月に発行されたBRUTUS(定価の5倍くらいの値段で手に入れました。笑)です。
2018年から逆算すれば19年も前のものですが、
ここに当時49歳だった春樹さん(現在は69歳)のインタビューが載っているんです。
簡単に言えば、肉体を鍛えたりランニングをしたりすることが、
文章(とくに長編)の書き方にどんな影響を与えているのか、というお話です。
さっそく食い入るように読みました。
3M(スリーエム)の付箋が僕のお気に入りです。
あぁ、たまらない、、。
たまらない言葉の連続です(もったいなくて、しるし書店には出品できません)。
このインタビューの時点で、
春樹さんはすでに20年間に渡って、小説を書き続けていたんですが、
やっぱりその言葉の重みというか、説得力が本当に桁違いなんですよね。
別に彼を崇(あが)めるとか、神格化するとか、そんなつもりはないんですが、
それでもやっぱり「敬愛(けいあい)している」のは間違いないと思います。
(僕もトライアスロンに参加してみたい。でもまずはフルマラソンからですね。)
この記事を読んでから今日も10kmのランニングに行ったんですが、
いつもより1kmあたり10秒近く早く走れました。
たぶん春樹さんの言葉で、アドレナリンが増していたのだと思います。
そのくらい、僕にとっては影響力のある文章なんですね、彼の言葉は。
ハルキくんから
村上春樹さんへ
去年の今頃(2017年3月)、僕が思い立って小説を書き始めたとき、
春樹さんからかなりの部分を学び、僕はそれを踏襲(とうしゅう)して、
自分なりに執筆のペースを作り上げていきました。
実は去年、僕はここのブログで春樹さんのことを
「ハルキ」とか「ハルキくん」とか、
そんな風に呼んでいたんですが、
彼の作品を読み進めるにつれて(とくに彼の翻訳のスゴさを目の当たりにして)、
とても「くんづけ」で呼ぶことはできなくなり、
最近は「春樹さん」か「村上春樹さん」と呼ばせていただいています(直立不動)。
誰の言葉を信じるのか?
最後はやっぱり「自分の心の声」を信じるべきだとは思いつつも、
100%鵜呑みにできてしまうくらいのパワーを持った言葉を発する人の存在って、
僕は人生のいっときには少なからず必要なんじゃないかな、って思っています。
そういった存在の方と、
直接出会えることもあれば、書籍を通じて出会えることもありますし、
過去の偉人伝の映像などで出会う場合もあるでしょう。
そういう人を見つけたら、ひとまず、とことん信じてしまいましょう。
それに出会った瞬間って、
「これだ!!」とか「この人だ!!」みたいなのが、
僕らには意外と分かってしまうんだと思うのです。
とくにこんなブログに出会ってしまって、ここまで読み進めたあなたは、
おそらくけっこう 変態 、いや変わり者なんだと思うので、
きっとそういう「心のセンサー」みたいなものが備わっていると思うのです。
そういう人に出会えたら、
こんなふうに目の見えるところに貼っておくのもいいかもしれません。
↓
(僕の仕事机の前に貼ってある写真と言葉)
最後に僕を支えてくれている言葉をご紹介します。
2017年に『騎士団長殺し』という長編が出た際に、
朝日新聞社から受けたインタビューの記事にあった言葉です。
↓
「物語は即効力を持たないけれど、時間を味方にして必ず人に力を与えると僕は信じている。そしてできればよい力を与えられたらいいなと希望しています。 村上春樹(2017.04)」
あなたを支える誰かの言葉。
それを大切にしてみてくださいね。
それでは今日もこの辺で。
きっと明日も良い日です。
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