最近の読み物&書き物。
最近も、星読みの仕事とランニングの合間に、
相変わらず「読書」は、していまして、
ふだんは「読んでいる本を、わざわざシェアしなくていっか、、」となってしまう僕ですが、
たまには意を決して、ね。
ということで、
最近の『読み物&書き物』のシェアでございます。
(↑最近読んでいる本)
◆女性向け
まずはやっぱり「壇蜜」さんが書かれた『壇蜜日記』でしょうかね。
なんと言いますか、僕は彼女の文体というか、
リズムというか、言葉のチョイス全般が好きでして、
独特なんですよね、ほんとうに。
内容としては「毎日の日記」を書籍にしたものなんですが、
どうやら日記って、1ヶ月ぶんとか、1つの季節ぶんとか、
「通して読む」とまた別の景色が立ち上がってくる気がします。
「テレビの中の人も、きちんと人間なんだな」と感じられます(ホッとする)。
↓『壇蜜日記』はコチラ。
(装丁が、すでに妖艶)
↓ さて、次はコレです。
『日本のヤバい女の子』
古事記、今昔物語に出てくる女性陣をピックアップして、
あーだこーだ、作者が想像をふくらませつつ、
現代にも通ずる、普遍的な「あるあるネタ」を集めてくださった書籍です。
「はらだ有彩」さんの文体は、読み手をつかんで、
きちんと最後まで引っ張っていった上に、
最後はちゃんと、ホッとさせてくれるところが、個人的には好きです。
以上2冊が、女性向けの本ですね。
◆神話と日本の本
次はコチラの2冊。
『日本国紀』と『北欧神話』です。
まずは、『日本国紀』から。
僕は歴史がずいぶん苦手(中学の先生が嫌いだったから)なんですが、
小説を書くようになってから、歴史的な知識の重要さを痛感しまして、
ここ1〜2年で、歴史系の本を読むようになったんですが、
これのそのうちの一つです。
ひと言で言えば「読みやすくて、知識の深さがちょうどいい」。
少なくとも僕には合っています(今、江戸時代まで読み終わりました)。
雑学的な「コラム」があるのも嬉しいところです。
(『北欧神話』&『日本国紀』)
『北欧神話』って今まできちんと読んだことがなかったんですが、
最近ニール・ゲイマンの動画をYouTubeでよく見ていまして、
気になったので最新著書であるこの本を買ってみたんですが、
いいですね、北欧神話って。
とっても幻想的な神々の世界のお話です(寝る前に最適)。
以上2冊が、歴史(遠い昔)系の本です。
◆短編の名手
短編の名手といわれる「レイモンド・カーヴァー」さん。
以前、日本語訳は読んだことがあったんですが、
近所の洋書屋さん(紀伊國屋書店)に行くたびに、
本屋に敬意を表して、いつも何かしらのペーパーバックを買ってくるんですが、
これもそのうちの1冊です。
(『頼むから静かにしてくれ』)
※日本語訳は1と2に分かれています。
洋書に挫折した方には非常にいい教材になると思いますし、
創作をしている方にもかなり勉強になると思います。
春樹さんが「どんな単語」を「やれやれ」と訳すのかも、楽しみのひとつです。
◆ホラー系
最後は、ここ半年くらいハマっている、
スティーブン・キングさん関連の書籍です。
まずは『シャイニング』。
※今さら、、なんて言わないでくださいね(1977年に出た本です)。
気合を入れてペーパーバック(洋書)を買ってみたは良いものの、
ぜんぜん世界に入っていけず(つまり、理解できず)、
渋々、日本語訳の上巻を買い求めました。
(ホラーの金字塔『シャイニング』)
これは僕がよく使う戦法で、
「上巻」を日本語訳で読み切ったあと、
後半からペーパーバックに移る、という方法を今回も採用しております。
以前は↓コレでも試しました。
(まだ読み切っていませんが、、。)
あとは、キングさんのインタビューや技法が、ぎっしり詰まった本たち。
↓
(『悪夢の種子』と『死の舞踏』)
インタビュー本のタイトルとは、到底思えないようなタイトルですよね?笑
『悪夢の種子』の方はずいぶん前に読み切ったんですが、
長さ的にビックリなのが『死の舞踏』の方です。
78ページ読んでもまだこんなにページが残っています。
↓
(なんと700ページ超えです。笑)
最近読んでいる本は、まぁ、そんな感じです。
ちなみに今年も1本、長編を書く気がしていて、
3月くらいになったら多分、書き始めると思うので、
そのつもりで、今日から「筋トレ」をはじめました。
※この場合の「筋トレ」は、「文章的」な方の筋トレです。
筋トレって、どうやるの?というと、
ストーリー・キューブというサイコロを振って、
出た9つの目を使って2,500〜3,000字の超短編を書く、
というものです(シンプルですね)。
(本来は子供用のアイテムです。)
3時間くらい、他のことを一切せずに、
ひたすら意識を集中する訓練をしていくのです。
(最近使っていなかった「筋肉」を動かしてやる必要があるのです。)
3月あたりから書くものは、
おそらく35〜40万字くらいに落ち着く予定ではありますが、
書いてみないと、どんな物語になるのかは、
僕にもわかりません(いつものことながら)。
さて、ここから、ギアをまた少しずつ上げていきます。
お互い、経済的な土台をつくりつつ、
将来的な本業に、じっくり取り組んでいきましょう。
現場からは以上です。
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