性格戦争。
僕はいい子でいることで親に褒められてきたから
たぶん、ずっといい子でいなきゃいけない。
みんなで分け合うとき、自分は一番最後。
自分がガマンして解決するのであれば自己主張はしない。
その方がきっと愛されるから。
私は昔から場を和ませる癒し系キャラクター。
誰かがイライラしていたら少しバカっぽく振る舞う。
みんながそれで争いなく温和に過ごせるのなら、
それがきっと一番で、困っている人がいたらそばにいて寄り添う。
それがきっと私の役割だから。
頑張り過ぎた僕はいつの間にか精神を病んでしまったみたいだ。
いや、実は、逃げてきただけなのかもしれい。
弱い自分が見たくないから、もっと僕は輝いているはずだから。
仕事ができない自分、みんなに慕われない自分なんて信じれないから。
精神を病むことでやっと僕は自分のIDを持てた。
そうしてやっと、頑張らなくても愛される術を見つけた。
僕の個性や性格。私の個性や性格。
あの人のそれも、身近な人のあれも。
僕らはそこからいつまでも出られない。
その方が居心地がいいから。
誰かのこと言い当てたところで、結局、ハッピーになれる人なんて少ない。
その人が見たくないところ、必死で隠していることを言い当てたならなおさらだ。
そうして僕らはお互いが誇示するものを認められないまま
あぁでもない、こうでもない、言い合っている。
認められたいもの同士の、認められないもの同士の、
それでもお互いを認めてあげられないもの同士の性格戦争。
その終戦は、いつですか?
さてと。
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