才能の見つけ方


今年最後に何を書きましょうかねぇ。

まぁ、特別なことは書けないんで、いつもどおりいきますかね。


僕は書くことが好きです。そして、人前で何かを伝えるのも好きです。


よく天命とか使命とかいう言葉を聞きますが、そんな大それたものでありません。

以前読んだ本の中に「使命ってつまり、究極のエゴ」って書かれているのを見て、かなりしっくりきたのを覚えています。


究極のエゴってつまり「誰がなんと言おうと自分はこれがやりたいんだ!」っていうものです。

つまりはそれが誰かの役に立とうが立たまいが、お金になろうがならまいがやりたいことです。


もちろんそのエゴを「誰かの役に立つように組み立てる」ことができれば、お金も入ってきて好きなことをやりながら豊かになれるわけですが、

それはさておき、僕にとって書くことや人前で話すことはある意味究極のエゴに近い気がしています。


究極のエゴではあるんですが、書く以上、誰かに読んでほしいし、人前で話す以上、誰かに聞いてほしい。

そのためのスキルを淡々とつけるんです。


マルコム・グラドウェルが提唱した「10,000時間の法則」って聞いたことありますかね?


これは「なにかに10,000時間費やすと、その分野にずば抜けて強くなる」という法則なんですが、

僕はおそらく「人前で話すこと」に関しては10,000時間以上やってきていると思います。


(塾講師時代、22時頃業務が終わったあと、朝の3時まで一人黒板の前で授業の練習をしていたのが懐かし〜。)


ところでみなさんの「究極のエゴ」ってなんでしょう?


普段の生活のなかでそれを見つけるための方法をここで2つだけご紹介しますね。


「気づいたらやってしまうこと」「下手な人がやっているのを見るとイライラしてしまうもの」の2つに着目するんです。

(「気づいたら居眠りしてしまう」ってのは違います。それは疲れているだけです。)


僕の場合、言われなくても毎週月曜メールを書くし、言われなくても勝手に人に何かを教えてしまいます。

(それと同時に「しょぼい文章」を見たり「人前で話すのがうまくない人(なのに自分はうまいと思っている人)」を見るとイラっとします。笑)


これってなぜかというと、「理想があるから」か「自分ならもっとうまくできるはずだ」って思うからです。

(つまりそれって「その分野なら自然と努力ができる」ってことです。)


こんなふうに、日常生活の中で「イライラ」するポイントって逆に「自分の才能」や「やりたこと」に直結していることが多いんです。

それを深掘りしたり、何かしらのカタチにしたり、お金につなげたりするのは結構大変な作業なんですが、やってみて損はないと思います。


僕らは普段、何かに長けていたり上手くやりぬける人を見て「あの人は特別なんだ」なんて思いがちなんですが、

たぶんその人は意識的にか、無意識的にかはわからんのですが、10,000時間近くはそれをしてきているんです。


ピカソのこんなエピーソードはご存じですかね?


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あるレストランでピカソがウェイターから絵を描いてと頼まれました。

彼は30秒ほどで描き、それを1万ドル(約100万円)だと言いました。

「30秒で書いた絵が1万ドル!?」

ウェイターがびっくりして言うと、ピカソはこう言いました。

「30秒じゃない、40年と30秒だ」

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ところでピカソは「10,000時間まであと4,200時間くらいだ」なんて思って絵を描いていたんでしょうか?

おそらく、そんなことはないと思います。(そんな画家はイヤだ〜!)


そういう意味で「努力を努力と思わない分野」「自然と努力してしまう分野」に出会えたら、

10,000時間もいつ間にか達成できてしまうんでしょうね。


そんな感じで今日は自分の才能や向いていることを見つける方法の紹介でした。


年末年始で自分を振り返ると同時に、自分の才能ややりたいことに関しても棚卸ししてみるのはいかがでしょうか?


人には必ず「自分が輝ける場所」があります。


そして、人は求めれば必ずその場所にたどり着けると僕は思っています。

でもまず考えてほしいことがあります。


それは「今の場所で輝くためにできる努力は『すべて』やる」ってことです。


やりぬいたらそのとき開く扉がきっとありますから、負けずに一緒に進みましょ。


おせっかいにも、相変わらずにも、そんなことをいつものスターバックスで考えています。

今年もありがとうございました。


来年もまだまだ発展途上な僕をよろしくお願いします。


ぺこりm(_ _)m



言葉のちから

僕らの言葉と想いと行動が きっと世界を変えていく 少しだけいい方向に

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